セトさん・・
NHK『おかあさんといっしょ』で私が第14代うたのおねえさんとして出演していた時のたいそうのおにいさん、瀬戸口清文さんが、3月1日、ご逝去されました。
私が番組出演を始めた当初、学生気分が抜けず、楽しい楽しいでいつもフワフワしていた私にたくさんのことを教えてくださった方、セトさん。
たいそう「ぞうさんのあくび」や「ちょんまげマーチ」での華麗なバク転、子供席での遊び歌ほか… キラキラした笑顔で毎日子どもたちと向き合っていらした姿から私は多くのことを学びました。
私が番組卒業した後も、仕事や生活環境が変わるたびに勇気の出るアドバイスをいつも細やかに下さり、私は何度もその言葉に救われ励みにしながら頑張ってきたように思います。
悲しいです・・・。
セトさんは、番組をご卒業されてから今まで、幼児の運動教育の分野でご自身の理想の形を開拓すべく全力で駆け抜けてこられ、素晴らしい作品を次々と作り出されてきました。
まさに本物の「元気」「笑顔」を愛する幼児教育者、瀬戸口清文さん。
ご冥福を心よりお祈りしています。
昨年7月には、NHK「おかあさんといっしょ」で大変お世話になった大脚本家であり大作詞家の井出隆夫さん(山川啓介さん)が天国へ旅立たれてしまいました。
山川啓介さんとしても著名な方ですが、
「おかあさんといっしょ」の番組では「井出隆夫」というお名前で、じゃじゃまる・ぴっころ・ぽろりが登場する人形劇『にこにこぷん』の原作・脚本や、あたたかく優しさあふれる歌(作詞)の数々を作られ、子どもたちにたくさんの夢を届けてくださった方です。私はどの歌も大好きです。
昨年、井出先生が急にいらっしゃらなくなり悲しみに暮れそうになった時、空から先生の叱咤激励が聞こえてきたような気がしました。
きっと今もそう。。
井出先生、セトさんに教えていただいたたくさんの心を大切に、これからも歌っていこうと思います。